まだ見たことのない、ターナーの水彩画が個人のものになって一般の誰にも見られなくなるのは、残念てすよね。 お金で水彩画を取り戻せるといいのですが…
「ターナー作品の流出を食い止めろ!」 【ロンドン=佐藤理恵】「ターナーの絵を海外流出から救おう!」――。英国の美術館テート・ブリテンと英チャリティー団体アート・カウンシルが一般から寄付を集めるキャンペーンを始めた。流出の危機にあるのは、英国を代表する風景画家ターナーが晩年に制作した水彩画「青いリギ山」。スイスのルツェルン湖周辺の風景をリギ山を主なモチーフにして描いたものだ。 同じ風景について、異なる表情を描いた「赤いリギ山」「暗いリギ山」と連作を成し、ターナーの水彩画の中で「最も素晴らしい連作」(テート・ブリテン)とも言われる。このうち「青いリギ山」は昨年夏のクリスティーズの競売で、海外の個人収集家が落札。落札価格は580万ポンドと推定価値の3倍まで膨らみ、美術館が単独で出せる額を大きく上回った。 ターナーが主な作品を遺贈したためテート・ブリテンには世界で最大級のコレクションがあるが、水彩画は習作のみで完成品はない。「赤いリギ山」はメルボルンのナショナル・ギャラリーの元にあり、「暗いリギ山」は個人が所蔵する。 「この機会を逃せば完成したターナーの水彩画をコレクションに加える機会は二度と訪れまい。個人所蔵になればこの絵は一般公開されなくなる」。テート・ブリテンの陳情を受けて英政府が一時的な輸出を差し止め命令を出したほどだ。 テート・ブリテンの200万ポンドの自己資金にアート・カウンシルが50万ポンドを上乗せすることが決まっているが、全額を達成するには程遠い。テート・ブリテンは国家遺産記念基金に支援を要請しているが、一般からも30万ポンドを目標に寄付を募ることにした。資金調達の期限は3月20日に迫っている。 寄付サイトへはテート・ブリテンのホームページを通じて入ることができ、一口5ポンド(約1185円)から。海外からの寄付も受け付けている。
引用元:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/column/20070202g1a22000_02.html
水彩画
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